2023年2月4日(土)14:00-15:30 【トーク】安全保障の「歴史的転換」か、致命的な迷走か
アカデミック電子ジャーナル「シノドス」が提供するオンライン対談講座シリーズ「シノドス・トークラウンジ」の2月4日(土)の回に、防衛ジャーナリストの半田滋氏がゲスト講師として登壇、志田がホスト(聞き手)を務めました。
【トーク】安全保障の「歴史的転換」か、致命的な迷走か
日時:2023年2月4日(土)14:00-15:30
ゲスト:半田滋(防衛ジャーナリスト) ホスト:志田陽子
料金:¥1,980-(税込)
2022年12月、岸田内閣は、各新聞が「歴史的転換」と大きく報じる防衛政策「安保3文書」を、閣議決定によって打ち出しました。半田さんによれば、この「反撃能力(敵基地攻撃能力)獲得」と予算増額を内容とする防衛構想は、安全保障のあるべき筋道に沿ったものとはいえず、防衛に有効とはいえない装備品によって自国民には誤った安心感を与え、周辺諸国にはいたずらに敵対心理を誘発しかねないものとなっているといいます。
さらに現在の平和安全法制の仕組みの下では、この「反撃」は、日本が国際法に反する行動をとる方向に道を開いてしまっているといいます。2015年以降の日本の安全保障がこの危険性をはらむものであることについて、半田さんは、今回の問題が浮上する以前から、著作の中で論じ、また全国の安保法制違憲訴訟の法廷で専門家として証言をしてきました。
現在の政策の何が問題なのか。シノドス・トークラウンジでは、その読み解きを半田さんにお願いし、本来あるべき議論の方向について、参加者からの質問を交えて深めました。
2023-02-04 by
関連記事