朝日新聞にコメント掲載

2020 0708 朝日新聞夕刊

「コロナと憲法③ 民主主義が試された日々」2020年7月8日夕刊

憲法研究者の武蔵野美術大教授、志田陽子(59)は、ライブハウスなどで「ライブ&トーク」を続けてきた。黒人奴隷貿易があった時代の悔恨の思いを背景にした名曲「アメイジング・グレイス」などを自ら歌い、歌を通じて憲法を考える。「感染拡大の防止は人々の真剣な関心事。だからこそ、表現方法の変更や工夫は必要でも、言論の萎縮に転じてはならない」。感染リスクと向き合いつつ、市民としての思いをどう表現するか。権利を守るには、自分の頭で考える「自律した個人」のありかたが問われていると、志田は言う。

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