「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」について憲法が描く政治の在り方を述べました

「自由」を開き直る言葉として使うべきではない

 憲法の前文には、国民主権や基本的人権の尊重、平和主義など憲法の基本的な理念が凝縮されている。

 前文にある「厳粛な信託」とは、国政は本来、国民のものであり、衆院の資料では「国民からの信託に背かないように権力を行使する責任を負う」という趣旨だと説明されている。志田さんも「前文は『正当に選挙された』を強調し、国政が私物化されてはいけないことを強く意識している」と読み解く。…

今の政治家たちは国民の信託に応えているか 国民には「選挙」という手段がある 志田陽子教授に聞く憲法前文|東京新聞

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