毎日新聞デジタルにコメント掲載
志田陽子・武蔵野美術大教授(憲法学)も取材に対し、「飲み屋での雑談とは異なり、公人による公的な場での発言であり、見識を問われる。しかもオリ・パラは国際社会の関心事であり、日本の民度がこうした発言で見積もられてしまう」とコメントした。…
女性の発言が多いとした点については「議論が活発になることに、何の問題があるのでしょうか。むしろ、何かをそんたくして黙って案件を通過させてしまう人、議論によってもむというプロセスに寄与しようとしない人が、審議や評議の委員になっていることの方がおかしい」と指摘。「仮に時間を超過しても無駄な発言をやめないような委員がいるのであれば、男女に関係なく仕事に適性のない人。女性という属性で一般化すべきことではない」とした。さらに志田教授は「多くの国が努力を重ね、ジェンダー・ギャップを克服してきた中で、日本は年々取り残されている。これ以上、意識の低さを露呈し続けると、本当に他の先進国から相手にされなくなっていくのではないか」と危機感を示した。
2021-02-04 by
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