ねりま9条の会主催講演会で講師

ねりま9条の会 チラシ

「歌を通して考える、希望が生まれる夜明け前」

コロナ緊急事態宣言が明ける直前に開催された講演会で、久しぶりの音楽ありの「歌でつなぐ憲法の話」講演会でした。この回では、スタジオで収録しておいた動画をスクリーンで視聴していただきながら、お話のほうをリアルタイムで進めていきました。

多くの人々の心を動かすような希望は、いつも悲しみの中から夜明け前に生まれるのだと思います。日本国憲法も、その他多くの国の憲法もそのようにして生まれてきたのだと思います。そうした希望が凝縮した結晶を「変える」というとき、何を、なぜ変えたいのか。どこに向かって変えたいのか。それを真剣に考えていくと、私たちは、過去の人々の痛みや悲しみと向き合わなければならなくなります。それができてはじめて、「何を、どう変えたいのか、何を変えてはらないのかを議論できるのではないでしょうか。そんなお話をしました。

曲目と背景解説の題材にした曲:

アメイジング・グレイス:良心の痛みをパワーへと昇華させた歌

ダニー・ボーイ: 「平和のうちに生存する権利」を考える

私を泣かせてください(ヘンデル歌曲):悲しむ自由は、精神の自由の「はじめの一歩」。

朝日のあたる家:歌い継がれた、笑いの下にある悲しみ

ヨイトマケの歌:差別表現か、差別を乗り超える表現か

My Old Kentucky Homeと映画「風と共に去りぬ」:差別表現が議論になった歌と映画

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