ミセス「コロンブス」MV公開停止 コメント「タブー化せず議論を」が日経新聞に掲載されました

人気ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」の新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)に「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現」があったとして、レコード会社のユニバーサルミュージックがビデオの公開を停止した。専門家からは映像内容への批判とともに、歴史や社会問題に関わる表現を作品にどう取り込めばよいのかについて、冷静かつ生産的な議論を求める声が上がる。…

日本経済新聞にコメントが掲載されました。
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表現の自由と憲法などを研究する武蔵野美術大教授の志田陽子氏も、一過性の「炎上」で終わらせるのではなく、より広い議論が必要だと訴える。「危惧すべきなのはクリエーターたちが今回のような歴史的テーマを忌避し、タブー化してしまうこと」(志田氏)。特にコロンブスのように「歴史上重要な人物が触れてはいけないものとして扱われるようになれば、無理解を再生産することになる。負の歴史も見据えながら、より深く知識を学ぶことが表現の自由を守り、文化・芸術を豊かにする」。

ミセス「コロンブス」問題、「タブー化せず議論を」|日本経済新聞
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