「コロナの時代と「表現の自由」」 『議会と自治体』2020年10月号に論説掲載

2020 0924 『議会と自治体』2020年10月号表紙

「コロナの時代と「表現の自由」――生存と文化への気づき」

(2020年10月号 p.17-22)

2020年、新型コロナウイルス感染防止を最大の関心事とすることとなった社会では、「表現・コミュニケーション」、「文化芸術・教育」の分野が大きな影響を受けた。これまでの「表現の自由」の問題は、裁判や警察介入などの「事件」が中心だったが、コロナ下の社会では、これまであまり意識されなかった要素がクローズアップされることになった。

人と人が会うこと、とくに不特定の人間が密集して集まることを避けるために、集会やデモ、音楽ライブや演劇、が深刻な影響を受けた。また、歓談を楽しむ「夜の街」も、自粛を求められている。…

関連記事