
NPO法人「うぐいすリボン」翻訳・発行による全米反検閲連盟発行の「反検閲マニュアル」翻訳版(PDF版および冊子版)の監修・監訳を務めました。
A Manual for Art Freedom / A Manual for Art Censorship (芸術の自由マニュアル / 芸術の検閲マニュアル)日本語版(2020)
監修・監訳:志田陽子 (憲法学者/武蔵野美術大学教授)
監訳:山口貴士 (日本国弁護士/カリフォルニア州弁護士)
編集:荻野幸太郎/装丁:山田久美子
発行:特定非営利活動法人うぐいすリボン
NPO法人うぐいすリボンのサイトはこちらです。著者のスヴェトラーナ・ミンチェバさんのメッセージ・ビデオも視聴できます。
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2020年7月30日、「あいちトリエンナーレ2019 」の中の「表現の不自由展・その後」中止問題から1年の節目となる特集記事で、コメントを掲載していただきました。
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① 津田大介 監修 、あいちトリエンナーレ実行委員会(編集) 『あいちトリエンナーレ 2019 情の時代 Taming Y/Our Passion 《 AICHI TRIENNALE 2019: Taming Y/Our Passion 》』(生活の友社 2020年4月)
② 毎日新聞取材班『公文書危機 闇に葬られた記録』(毎日新聞出版 2020年6月)
③ ダニエル・キーツ・シトロン (著), 明戸隆浩 , 唐澤貴洋 , 原田學植 大川紀男『サイバーハラスメント 現実へと溢れ出すヘイトクライム』 (明石書店 2020年6月)
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「Yahoo!ニュース・個人オーサー」に志田のページができました。
「表現の自由」、文化芸術と法の関係を中心に、時事の話題や関係法律について解説・論説を書いていきます。その最初の投稿記事は、「あいちトリエンナーレ2019」についてです。
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「美術運動」2020年3月号に、論説「「芸術の自由」考・元年となった2019年」が掲載されました。
「あいちトリエンナーレ2019」、映画祭での上映中止など、日本社会を覆った「芸術表現の自由」をめぐる問題について、今後の議論の展望を考えてみました。
「表現の自由と萎縮を考える――公的助成とアート作品」パネルディスカッション 12月20日

出典=立憲民主党オフィシャルサイト
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このヒアリングには、津田大介氏とともに作家、審査員経験者、憲法研究者が発言しました。志田は憲法研究者として出席し、萎縮が学生の芸術活動や市民の自発的な活動にまで及ぶ可能性について指摘しました。また、この問題にもう一歩踏み込んで、「『政治的な出来事に触発された表現』と『政治活動に当たる表現』は異なる。このふたつを分けて考えてほしい。(中略)萎縮を止めるためにも、補助金不交付については芸術の自由を求める方向での適切な対処を求める」(「美術手帖」によるまとめ)と、発言させていただきました。
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「芸術の自由」をめぐる憲法問題――支援の中の「自由」とは

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